以下【人を大切にする経営学会】メールマガジン 第283号に寄稿したものです。15周年を迎えるタイミングで新しい理念を策定しましたので、そのことを書いてみました。
下手な文章ですが、私なりに考えて書いてみましたので、ご覧頂ければ幸いです。
「チームを活かす、だれもが活きる」をめざして
株式会社現場サポート
代表取締役 福留 進一
新型コロナウィルスの影響で授賞式にも参加できず、大変名誉な賞を頂きながらも、いまだその喜びに実感が持てない日々を過ごしています。この大きな環境変化を 前に、『人を大切にする経営』が大きく前進し、多くの方が幸福を感じる職場が できることを願ってやみません。
弊社での外部評価へのチャレンジは、自社の経営力を評価するために極めて重要な 位置付けです。「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞へのチャレンジでも、 社員やビジネスパートナーとの向き合い方で多くの気付きがあり、改善を進めることができました。しかしながら、理想の状態とのギャップは未だ大きく、 日々課題に向き合っているところです。
さて弊社では15周年を迎える今年、新たなミッションを定めました。創業から 5年間程の期間、利益のみを追い求めていたころをバージョン1、理念型の経営に 舵を切ったこの10年をバージョン2と定めました。
確かに良い会社にはなってきたものの、10年後の理想とする自分たちの姿には、 このままでは到達できないとの危機感より、メジャーバージョンアップを図ることを決めました。
メジャーバージョンアップの最初のステップとして、自分たちのミッションを自分達で決めるプロジェクトを立ち上げて、1年間で8つのテーマで議論を重ね、 新しいミッションができあがりました。
新しいミッションは、『チームを活かす、だれもが活きる』です。以前は、『経営理念』と呼んでいましたが、新しいミッションは、『私たちの理念』と 呼ぶことにしました。言葉の意味の通り、この理念は弊社で働く一人ひとりのものです。私たちのミッションの説明書きは、次のようなものです。
『私たちはジグソーパズルのようなチームを目指します!』
そこには、不要な人がいません
それぞれ個性の集まりで、だれもが尊重されます
そして、目指すべきビジョンに対して、だれもが役割を果たします
役割が大きな人も、そうでない人もだれもが活躍します
私たちは、そんなチームを目指します
そして、お客様・地域社会・ビジネスパートナーそれぞれのチームが、
活かされるサービスの提供を通じて貢献します
弊社は建設業向けのクラウドサービスの提供を主な事業としており、特に コミュニケーションに特化した商品開発をしています。自社というチーム内で、だれもが活躍することは勿論、お客様やお客様の協力会社のだれもが活躍できる、 そのような環境づくりに寄与したいと思いを『チームを活かす、だれもが活きる』 という短い言葉にまとめました。
引き続き、仲間である社員と知恵を絞って、お客様を笑顔にできる仕事をしていこうと考えます。