第73回 GS木鶏クラブ【活機応変】

2月5日(土曜日)に行った2月の木鶏会(GS木鶏クラブ)の感想文を紹介します。

いつものように全員の感想文を確認すると、会社の行動原則「現場主義」「自律主義」「行動主義」を取り上げている社員が多くいました。
日頃より、経営方針の浸透は社長の仕事と考え取り組んでおりますので、感想文に取り上げてくれることは大変嬉しいものです。
同時に、自らももっと成長せねばと考えさせられます。

さて、今回の感想文は、1月からテレワークを始めたベテランエンジニアのものです。
思考を巡らせているうちに、行動原則に帰結したようです。

是非、ご覧ください。

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「経営は絶えざるイノベーションである」

今回、私は「経営は絶えざるイノベーションである」を選びました。
落合氏と林野氏という素晴らしい経営者同士の対談で、改めて私自身の課題や今後の方向性のヒントとなるも言葉もあり、考えさせられる記事でした。

題名にある通り、イノベーションに関する話が多くありました。
高次元のイノベーションは、普通のことをやっていたのでは絶対にダメで、過去や周りと同じ普通のことをするのではなく、高い目標を明確に見定め、そこへ向けてたどり着く為に懸命に考え、そして何度も工夫しトライし続けることによって、結果として引き起こされるものだと思います。

ただ、そうすることの難しさを林野さんが話しています。
「競争相手が気づかないこと、気づいてもやらないことをやったから勝つことができた。多くの会社は簡単にできることは取り入れるけれども、本当に新しいことにはなかなか挑戦しようとしない。やるべきことに気づいている社員がいても、組織体としてはやらない。だから、本当に実行する人を見出して、然るべきポジションに就けなければならない。」
マネジメントの要点をついた非常に重みのある言葉だと思います。

リーダーについても述べています。
リーダーは素直になることが大事。お客様や環境の声に耳を傾けること。言い換えると、自分の規制概念をなくすこと。そして、実行力。中途半端にせず、結果を出さない限り次へ決して進まない。最後は、人望と教育。部下と共に生き、育てることができること。
また、これから必要なこととして、
ポジティブにいろんな課題に前向きにトライできること、夢や目標、志を明確に持つこと、原因を外に求めるのではなく、機を活かして変に応じる、自責の人であること。
とも述べています。

これまで書いてきて、ふと気づくことは、結局は、我々の行動原則に帰結するのではないかと思います。現場主義、自律主義、行動主義です。大切なことは、常日頃からこれら3つことに高度な次元で実践し続けているか、ということです。我々は絶えず、自分自身に問いかけ続けなければなりません。一ミリ、一秒のレベルで、我々が建てた理念や原則、思想に基づいた行動を実践できているのかと。それさえ出来れば、自ずとイノベーションを成し遂げ、未来へ到達出来るのではないかと思います。

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写真は発表の様子です。